今週のお題「わたし○○部でした」
中高ともに吹奏楽部でした。青春のすべてといっても過言ではないかもしれませんね。
まあせっかくなので、少し思い出してみましょう。
中学時代
私の通っていた中学校は、「部活動参加率100%」を誇りにしているしょうもない学校でした。当時、無気力かつ超ド級の人見知りだった私は、“仲間”が巣食っているであろうパソコン部に入部するつもりでいました。しかし私は、誰と示し合わせるでもなく唐突に吹奏楽部に入部し、「男の子がドラムを叩いているとかっこいいから」という理由で打楽器を担当することになりました。
ただその吹奏楽部がかなりアレでして、意味のない呼び出し、根性論に根差した先輩の怒鳴りなど、部活動における悪(わる)のごった煮ような状態でした。おまけに演奏レベルもかなりかなり低いという特典付きです。う〇ち。
今考えてもなぜ辞めなかったのか不思議です。逆に、あれを辞めなかったのにどうしてこんな根性なしになったんですかね????
まあそういいつつも、なめこを拭いた後の雑巾のようだった私は、当然のことながら友人がほとんどおらず、昼休みは音楽室で楽器を触って過ごしていました。そうして得た若干の演奏技術によって、ストイックキャラとしての立場を得ることに成功するわけです。命拾いしましたね。
それ以外のことはほとんど思い出せません。部員との会話が最低限だったから??それとも階段から思いきり落ちたから??
わかりませんが、休日練習の日、音楽準備室で昼寝をしながら浴びた春風の香りは鮮明に覚えています。
ドラムは一か月だけ触って辞めました
高校時代
クラゲのようにふわふわ生きていた私は、何も考えずに家から最も近い公立高校に進学します。こちらの吹奏楽部は、県内でもそれなりに実力のある高校でして、これまでのようにお遊戯会テンションではやっていけない場所でした。テレビで見る強豪()をマイルドにしたような環境でした。あれを美化する感じ、すごく嫌いです。
練習練習それから練習、ついていけず辞めていく同期たち、芽生える自我、初めて抱く恋心、まあいろいろありました。。
掘れば掘るほどアイタタな自分を思い出す(強豪校の友人が出来てイキる、合同練習会で他校を威圧する、機嫌が悪いのを隠さない等)ので、これくらいにしておきます。でもそんな過去の自分がいたおかげで、幾分かましな自分が形成されているのです。
人に嫌われないと気づけないことって多いですよね。まあ私がそれくらい鈍感で自己中心的ということなんです。
そのまま痛い感じを引きずりながら、現在は大学でジャズバンドをやっています。それなりに楽しいです。
いい思い出だけど、忘れたい青春の記憶でした。